Report of 金澤翔子の世界

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沖縄で初めて金澤翔子展を開催しました。地元の沖縄テレビが取材にきました。沖縄の皆さんはほぼ全員一言もしゃべらないで、じーっと作品を見ていました。真摯に作品に接する態度に学ぶことが多々ありました。沖縄に4泊し泡盛と琉球民謡を楽しみました。ギャラリーのオーナーと斎場御嶽(セイファーウタキ)に行き、身の汚れを振り払ってきました。

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香月泰男・金子みすゞ・金澤翔子の心ーこころー展

香月泰男美術館20周年、金子みすゞ記念館10周年を記念して山口県長門市にて金澤翔子展が開催されています。10月14、15、16日、3日間にわたって金澤翔子さんが長門を訪れました。その時の写真です。最後のイカの写真は剣先イカです。透明でとても活きがよくて翔子さんが箸で何度もイカの足をつついて楽しんでいました。延べ20000人近い来場者になりそうです。

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金澤翔子の書をファインアートという世界から評価して、全国を駆け回る。
おとなりさん インタビュー VOL.180から   アートディーラー 大川原有重

ここのところ毎号、金澤翔子展を紹介しているが、今月は翔子さんの応援団長と言うべき美術商の大川原有重さんにインタビューした。丸の内の帝劇ビルの地下の喫茶店でお会いした。

ーー6月号の銀座のクオリア・ジャンクションの金澤翔子展を取材して掲載しましたが、あの作品は大川原さんがお持ちなんですよね。

大川原 (そのページを見ながら)そうです。

ーー美術商というのは、例えば翔子さんの作品を買ってデパートとかで展覧会を開いて販売するわけですね。

大川原 そうですけど、金澤さんの場合は売るというより見てもらうことに重きを置いています。

ーー銀座に画廊がたくさんありますが、ああいうところの企画、運営もなさるんですか。

大川原 プロデュースですか。金澤さんについてはデパートとかでは余りやらないで、公立や個人の美術館が多いですね。

ーーえっ、えっ、公立の美術館ですと、販売しないわけですね。

大川原 そうです。そういう所でやる人やイベント会社はたくさんありますから。

ーー翔子さんというと、いまや時の人ですが、大川原さんが翔子さんの作品と出会ったのはいつですか。

大川原 4年前です。道教の研究家の加島祥造先生に紹介してもらったんです。

ーー加島さんというと、翔子さんの本を書かれた人ですよね。

大川原 そうそう、「小さき花」というね。最初はインターネットで作品を拝見して衝撃を受けました。

ーーええっ、どういう風にびっくりなさったんですか。

大川原 やっぱり神がかっていますよね。

ーーそこの(帝劇ビルの地下)ショールームに大川原さんのお持ちの作品が展示されていましたが、絵画も陶芸も扱われているんですね。

大川原 ええ、古美術全般。刀剣以外は……。書も扱っていましたが、金澤さんのは違いますね。ネットで見てすぐ金澤さんに手紙を書いて、半年後に展覧会が決まったんです。
これがその時の図録で「般若心経展」

ーー大川原さんは翔子さんの書をファインアートという世界から評価しておられるとか……。

大川原 そうです。外国から見たら絵画も書もアートの一部なんです。日本人はとかく絵画は絵画、書は書として区別して見ますが、私にはそういう境界はないんです。 戦後のアメリカでは日本の書は現代美術(ファインアート)として、高い評価をしているんです。

ーー金澤泰子さんは翔子さんの作品を書家として見て欲しいそうですが……。

大川原 そういう評価する認識のズレはあるんでしょうけど。それはそれとしていいと思っているんですよ。 この間(6月19日まで)上野の森美術館ギャラリーで「金澤翔子展」が終わったばかりなんですよ。(といってその展覧会の様子をスマホで見せる)

ーーへーえ、これ全部、大川原さんが紹介している作品ですか。

大川原 そうです。軽井沢現代美術館で7月29日(約1ヶ月)まで、「金澤翔子展」を開きます。

ーーそれを企画、運営、搬入、搬出まで大川原さんがおやりになるんですよね。

大川原 そうです。

ーー翔子さんの書は神技と思えるような書ですが、あれはどこからくると思われますか。

大川原 小さい頃からの修練というか鍛錬の賜だと思いますが、書の神様がついているんじゃあないですか。百年に1人出るかどうかの逸材ですよ。

ーーところで、上野の森美術館とか軽井沢現代美術館とかで作品を販売なさらないんですよね。

大川原 グッズとかは金澤さんの関係の方々が売りますけど、私は極力売らないで作品を見ていただくだけです。

ーーへーえ、美術作品ですから軽井沢までの運送費も大変ですよね。

大川原 でも、金澤さんにはいろいろと便宜を計ってもらっていますから。 それにデパートでいくらたくさん展示・販売をやっても、真の意味で社会的評価にはなりませんから……。

ーー大川原さんは商業主義ではないんですね。(宮沢賢治の雨ニモ負ケズの絵ハガキを見ながら)これは翔子さんの書で、確か「週刊女性」の付録で話題になったものですね。

大川原 それを上野の森で展示したんです。(写真上)その絵ハガキは上野の森に来た人にさしあげたんです。

ーーところで、翔子さんの書は最近、変化がありますか。

大川原 以前は力強かったんですけど、最近は枯淡の趣きを感じます。

ーーはい、ありがとうございました。

大川原有重 同志社大学卒 アートディーラー。金澤翔子の書に惚れこみ、各地で金澤翔子展を開催している。次回は7月31日~8月5日まで千葉県佐倉市の川村記念美術館にて


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『金澤翔子書展レポート 石川国際交流サロン』

先日石川国際交流サロンで、開催された『ダウン症とともに 金澤翔子書展』には約2500名の来場者がありました。大変な盛況で、サロン始まって以来の入場記録を達成しました。主催者を代表して厚くお礼申し上げます。後半に60cmを超える大雪が何回かあり少し客足が鈍りましたが北陸の金澤翔子さんに対する注目度がひしひしと伝わってきました。多くの方が感動してくださり、とても嬉しく思います。大正末期の独特の気品と優美さを感じる古民家に金澤翔子さんの躍動感溢れる書が見事なまでにマッチしていて空前絶後の『しつらえの美』を演出することが出来ました。金沢の華道家の皆様がのべ10数名前期と後期に15ヶ所以上に素敵なお花を活けてくださり格調高い空間が現出しました。これからも北陸で金澤翔子さんの魅力溢れる書をご紹介できる機会をつくらせていただければ嬉しく思います。
興味のある方は是非ご連絡下さい。

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『金澤翔子書展 "ダウン症とともに"』

1月17日(火)から石川国際交流サロンにて『金澤翔子書展 ダウン症とともに』が開催されています。『一期一會』という屏風を中心に『夢』『祈り』『創造』『慈悲』など名作が30数点展示されています。大正時代の民家には様々な部屋があって、翔子さんの魅力溢れる書が美しい生け花とともにしつらえられています。空間の美しさを是非ご覧頂きたくご案内申し上げます。

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ある日の東大寺

おほらかに もろて の ゆび を ひからせて
おほき ほとけ は あまたらしたり

今年の秋から冬にかけて重要な展覧会を開催したいと思い、先日奈良の東大寺へ企画の打ちあわせに行ってきました。北河原管長さんと華厳宗庶務部長、庶務執事兼図書館長であられる上司さん、総合文化センターの山本事務長、大倉事務次長、という錚々たる要職の方々がとても親切なおもてなしをして下さいました。建物内部での「部屋免震工法」を日本で初めて採用したという最先端の素晴らしい総合文化センターを案内していただきました。かなり貴重な時間を費やして管長さんが直々に展覧会予定になる会場の案内をして下さったことに対して言葉にならないくらい感謝申し上げたいと思います。近代建築の粋を結集して完成した展覧会場の下見を終えてから、上司さんと横林宜博現名誉園長さんと一緒に東大寺福祉療育病院の施設をくまなく案内していただきました。日本の社会福祉事業の発祥の地である東大寺の崇高な取り組みを目の当たりにしました。思わず心の中で両手をあわせてしまいました。お寺さんへの認識を心の底から転換する経験をしました。お寺さんにも格というものがある、としみじみ実感した素晴らしい一日でした。感謝

追記

この文章は今年の1月24日に投稿する予定でしたが、諸事情で投稿できませんでした。ようやく東大寺での金澤翔子さんの展覧会も決まり、9ヶ月程遅れましたが投稿させていただきます。

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昔から大変お世話になっているMIZUMA ART GALLERYのオーナーのご好意により、この度席上揮毫を開催させていただく運びとなりました。注目を集める若き書家、金澤翔子さんの席上揮毫の記録をご覧ください。
 金澤祥子さんは1985年目黒区で誕生。生まれてすぐにダウン症と診断されましたが、5歳のときに書家である母、金澤泰子さんに師事し、書道を始められました。書家への道を歩むべく日々厳しい修練とたゆまぬ努力で、数々の書展に出品し、これまでに多くの賞を受賞されています。
その書が放つ輝くような生命力や力強さは、光のように私たちを明るく勇気付ける力を持っていると言えるでしょう。

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京都建仁寺
2011年5月7日~14日 金澤翔子書品展~寒山と翔子の世界~ 京都 建仁寺の展覧会では、最終日まで金澤翔子さんが会場におります。よろしければお出かけください。

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鎌倉建長寺での席上揮毫の様子
2011年5月1日~5月5日 建長寺で金澤翔子さんの展覧会『金澤翔子書品展~寒山と翔子の世界~』があり、今年も出かけてきました。『希』『望』『光』の三文字を席上揮毫されました。会場の都合上当日整理券を配りましたが、会場に入りきれない人が出てしまう程の大変な盛況でした。約2万人の来場者があったそうです。

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BUNKAURAギャラリーでの席上揮毫の様子
2011年4月17日 BUNKAMURAギャラリーにて金澤翔子さんが『共に生きる』という書を席上揮毫しました。当日は朝10時から整理券が配られ、約100名の方が席上揮毫の様子を固唾をのんで見守っていました。席上揮毫の後に翔子さんは1曲アカペラで歌い会場はとても盛り上がりました。

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金澤翔子 席上揮毫(日本ダウン症協会大阪支部主催)
2011年3月21日 金澤翔子さんが大阪松竹座にて世界ダウン症の日のイベントで大勢のダウン症の皆様と関係者のみつめる中で「共に生きる」という書を東北の地震と津波、原発事故で避難している方々に心を込めて書き上げました。席上揮毫の後金澤泰子さんと来場者の間で活発な質疑応答もあり内容の濃いイベントになりました。『共に生きる』という平仮名を交えた席上揮毫ははじめてだそうです。とても迫力があり会場に集ったダウン症の方やそのご家族にとってとても有意義なひと時でした。

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